2012年05月22日

教育復活論 その2


(続き)

さて、ここで漸く今日の本題に入る。

この
「永遠の0」
の作中では、興味深い教育に関する考察が成されている。
「日本の礎は、江戸の人間が作った」
という主旨の内容だ。

近代化を成し遂げ、欧米に肩を並べた明治を作ったのは、江戸の教育を受けた人間達であった。しかし、その明治の教育を受けた人間は・・特にエリ-ト達は太平洋戦争に置いて驕り高ぶり、部下達をボロ雑巾のように餓死させて、挙げ句は国を滅ぼしかけた。
帝国陸海軍は江戸の教育を受けた人間が作り上げ、明治の教育を受けた人間が滅ぼしたのだ。

その流れは尚も続く。
戦後の復興、そして昭和中期日本の目覚ましい経済発展。
“戦前の教育を受けた人間達”が、戦後の高度経済成長を成し遂げた。そしてその“戦前の教育を受けた人間達”が組織や企業の一線から退き、“戦後の教育を受けた人間達”にバトンタッチした途端、その途端に日本国は坂道を転がり落ちる勢いで衰退して行き、現在に至るのは言うまでも無い。

何故、戦前の教育を受けた人間はどこか一本筋が通っていると感じるのだろうか?
何故、戦後の教育を受けた人間はこんなにカス揃い(俺含む)なのだろうか?

それは、何も深く考えなくとも、ちょっと周りを見てみれば自明の理であろう。
「無学な教師」
「無教養な親」
「無知な知識人」
こんなのに囲まれていればまともな社会人など育とう筈も無い。
教養とは学歴の事ではないのだ。教養が学歴だと考えている限り、真の教養には永遠に辿り着けないだろう。教養とは、人間が人間として人間らしくきちんと生きて行こうとする、謙虚な自制心からのみ生まれ出るものだからだ。

然るに、今の教育現場や家庭では自制心のある子供など育つ訳が無い。
忍耐力が極度に不足し、代わりに根拠の無い自尊心のみが無駄に肥大化した役立たずが大量に生産され、社会に放出されて、結果お荷物になって行く。
これが戦後教育が行き着いた成れの果てなのだ。

「戦前の教育は正しかった」
「戦後の教育は間違っていた」
これは最早、議論の余地も無い事実である。
今からでも遅くは無い。今ならギリギリ間に合う。
今こそ我々は、戦前の教師や教育システムから、真摯に学ぼうという姿勢が求められるだろう。

今日はこれまで。


posted by ネコサン at 00:32| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

教育復活論 その1


非常に不愉快な話が入って来た。

百田尚樹の有名小説
「永遠の0」
が映画化されるとの事。

半年ほど前、人に進められて読んだのだが、実に話の作りが上手かった。

主人公の
「僕」
は、別段、昔の事に興味がある訳でも何でも無い現代の若者なのだが、祖母の死をきっかけにしてジャ-ナリスト志望の姉と共に、自分達の母親の“本当の父”である宮部久三という男に付いて調べ始める事になる。宮部久三は
「僕」と「姉さん」
の母親に当たる女の子が生まれてすぐ、パイロットとして戦地に赴き、終戦直前に20代の若さで特攻隊員として生涯を終えた。
つまり、今の祖父は祖母が連れ子をして再婚した相手だったのである。

では、本当の祖父である宮部久三とはどういう男だったのか?
2人は宮部を知る当時の戦友や上司、部下など10人に話を訊いて廻る。

「あいつは臆病者だったよ」
「素晴らしく勇敢な人でした」
「格好付けでいけ好かない奴だった」
「気さくで飾らない良い奴だったぜ」

・・・と。
不思議な位に、語る人間によって評価が異なる事に困惑しながら、2人の調査は続く。しかし、誰からの口からも出て来た共通の台詞があった。
「抜群の操縦技術を持っていた」
と・・・

やがて、物語も後半が過ぎる頃、断片的な話が一つに収束して行き・・・・そして、あのラスト

あのラストは、ここには書かない。まだ読んでいない人がいたら大変だからだ。兎に角、素晴らしいラストだったとだけ書いておく。

それにしても・・・
宮部久三役をV6の岡田准一が演じるって、原作を舐めてるのか?としか言いようが無い。
原作は100万部以上売れているらしいが、読みながら宮部久三をV6の岡田准一みたいな人間に思い描いた読者は100万人の中に1人も居ないだろう。もっと清廉なイケメンを想像した人が大半の筈だ。

あれか?ジャニ-ズ枠みたいなのがあって、絶対ジャニ-ズからじゃないと駄目なのか?

ならせめて嵐の二宮あたりにしとけよ。あれなら演技もそんな酷くは無いし、まだ原作のイメ-ジを大きく壊しはしないだろう。兎に角、岡田は無いわ、岡田は(汗

あと、本当に原作を忠実に再現してくれるかどうかも心配な所である。

またぞろ原作を滅茶苦茶に書き換えて反日左翼の反戦映画みたいな脚本にするんじゃあ無いぞ!
100万の原作読者が許さんからな!

(続く)


posted by ネコサン at 00:26| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月20日

徒然なるままに・・


何だよ全く・・
「今さら」
とは何だ?
「今さら」
とは?
俺が何かおかしな事を言っただろうか?気付いた時にきちんとしようとするのが悪い事かね?(やれやれ・・


・・ま、それはさて置き。
大相撲千秋楽は旭天鵬が優勝。
所謂判官贔屓という奴で、俺は優勝の可能性がある3人の中で今日は最初から旭天鵬を応援していた。
旭天鵬が日本に来たのは、平成4年。今は引退した旭鷲山と旭天山、この2人と一緒に
「初のモンゴル人力士」
として相撲取りになったとの事。
モンゴルに居る時は背が高いのを生かしてバスケをやっていたらしい。
日本に来たのは高校生の時だが、3ヶ月で日本語を喋っていたというから頭は抜群に良いのだろうな。
後輩に対する面倒見が抜群で、かの朝青龍でさえも旭天鵬を
「兄貴」
と呼んで一目置いていたというから、相当に周囲に慕われているのだろう。
優勝が決定して花道に戻って来た時、本人は確かにうるうるしていたが、それより周りの後輩や付き人の方が嗚咽していて、ああこの人は本当に周りに好かれてるんだなぁ・・と思ったのだった。

優勝インタビュ-でも、喋り過ぎず喋りなさ過ぎず、卒が無く面白い、良い受け答えをしていたな。

・・余りに誉めてばかり居ると回し者みたいなので批判も少々。
相撲内容そのものは、自身の力で圧倒したというよりは相手が下手こいてそこに付け入った、という感じの内容で、スカッとする勝ち方には程遠かった。
ま、37歳。肉体ピ-クが過ぎた人にスカッとする勝ち方を求めるのもどうかと思うが(苦笑

それにしても・・
相撲というのは本当に、本当に面白いよな・・

俺は、ありとあらゆるスポ-ツの中で、何が一番に好きかと言えば、それは相撲しか無い。
あの、仕切りを繰り返す際の、徐々に・・徐々に会場の緊迫感が高まっている雰囲気。

堪らないよな?
相撲が面白く無いとか言ってる無学で無教養の馬鹿は黙ってろ。口を開くな馬鹿キチガイ。

兎に角、今日は実に良いもん観させて貰ったわ。

ありがとう、旭天鵬。
ありがとう、相撲。

今日はこれまで。
posted by ネコサン at 22:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする